阿修羅掲示板の投稿の中でこれはと思ったものを転載します。


by wayakucha

カテゴリ:保坂展人( 2 )

雇用と年金、『生命防衛』の戦いをはじめよう = 保坂展人のどこどこ日記
http://www.asyura2.com/08/senkyo46/msg/493.html
投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 1 月 26 日 09:23:02: mY9T/8MdR98ug


http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/cba9d9a247b2b07fcafa024ac38fdf3d

ひんやりとした冷気が身体を包む寒い日が関東地方でも続いている。年金記録問題と「肝炎訴訟」の和解拒否で支持率を下げた福田内閣は、年明け早々の株価下落に見舞われ、さらに中旬になって「世界同時株安」に襲われながら、有効な経済対策を打つことが出来ないでいる。小泉「構造改革」の嵐で格差社会は荒涼とした生活破壊をもたらしている。75歳以上の高齢者を囲い込んで年金から保険料を天引きしようという後期高齢者医療制度は、「早く死ねということか」「痛みにだけ耐えて棄てられるのか」という呪詛が渦巻いている高齢者の生活をより悪化させる。今日、タクシー会社の労働組合の旗開きに出かけた。ここで聞いた話はショックだった。「今年に入って職場の仲間が亡くなりました。あれ、仕事に顔を見せないなと思って、同僚がアパートに見に行ってみたらすでにこと切れてきたということです。医者の診断では『凍死』だったそうです……皆さん、健康には気をつけて下さい」栄養失調で身体が弱っていたのだろうか、タクシー運転者は朝から24時間乗務する苛酷な仕事であり、全産業別(男子)で最低の賃金となっている。車両台数の規制緩和を続けた結果がこの惨状である。
この通常国会の論戦で社民党として力を入れたいと考えているのは、格差社会の是正につながる具体策である。働いているのに所得が生活保護受給世帯以下に抑えられているワーキングプアの人々を支援するためには、正社員との賃金格差を解消するのが一番だが、支出の中で相当額をしめる家賃負担の少ない住宅を提供するのが一番である。豪華ホテルを500億円以上かけてつくり小田原市に転売して、いまやヒルトンホテルグループに貸し出されている『スパウザ小田原』や、やはり500億円以上かけてつくられた『私の仕事館』(京都府)で有名な雇用能力開発機構が管理している雇用促進住宅は1兆円以上の雇用保険のお金で全国に建設されたが、現在空き室率が高いという。職業安定所で企業単位で申し込まなければならず、特に宣伝もしていないので「非正規雇用」「失業中」の人々が入るのもままならない。
個人単位や労働組合、自治体、福祉事務所など入居条件を緩和するべきだと思う。

そして、年金問題だ。社民党年金問題対策プロジェクト事務局長として日々ヒアリングを続けてきた結果、年金記録の混乱の元は紙台帳を原簿としていた「旧台帳」にあることを突き止めた。半年ががりの追及は困難を極めたが、「国家による管理」を無条件に信じてきた多くの年金加入者・受給者を驚愕させる事実が顔を出してきている。(詳しくは2月10日発売の岩波書店『世界』3月号に寄稿した)

簡潔に言うと、厚生年金保険の受給開始時に加入履歴を統合して受給額を決定する時に、国に払い込んだ年金保険料の期間と事業所がきちんと書き込まれなくてはならないのだが、その元になるはずの台帳が行方不明になったり、探し出せないような保管状態であったことが判明したのだ。当初は頑なにこの「旧台帳」の実態を隠し続けたきた厚生労働大臣も観念したのが、1月16日に視察に出かけた。

私たちは、年間2200億円の削減で危機に立つ社会保障システムに対して、『年金者ユニオン』(仮称)を結成して憲法25条にのっとって「生きる権利」を主張していく大運動を起こすべき時だと考えている。3月12日夜に世田谷区内で年金をテーマとした大集会を企画しているところで、多くの皆さんに参加を呼びかけるものである。国会での論戦と切り結んで「雇用」と「年金」というふたつのセーフティネットの再建と生命の防衛のために立ち上がるたたかいが必要だ。
 
[PR]
by wayakucha | 2008-01-26 12:28 | 保坂展人
さらば2007年、『どこどこ日 記』の心がけと野望 = 保坂展人のどこどこ日記
http://www.asyura2.com/07/senkyo45/msg/730.html
投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 12 月 31 日 18:00:48: mY9T/8MdR98ug


http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/62275e9383680a68d2800a1fa32e7c10

2007年ももうすぐ暮れる。今年1年間、『どこどこ日記』に目を通していただいた皆さんに、あらためて「ありがとう」と感謝の気持ちをお届けしたい。政治家ブログとして書き続けてきた『どこどこ日記』だが、重要法案や政局の節目でアクセス数がはねあがり、「正確な情報を、速くわかりやすく」という役割を、昨年の「共謀罪」の時には果たせたと思う。(この共謀罪も「テロ等謀議罪」と名前を変えて、来年の国会には登場するかもしれないから要注意だ) もともと、ジャーナリストとして物書きで約20年を過ごしてきたので、報道ではないが日記でもなく、コラムのようなスタイルで書くことに慣れてしまっている。なかなか、その癖は抜けないとは思うが、時には「私は」という一人称に終始する事柄も書いてみたい。

少年時代の私はひとりでいる時間が長かった。ひとりで読書計画を立てて、感想や批評をノートに記していく。やがて20代になって、フリーランスで取材を始めたが、多くの人の声や、声にならないつぶやき、表情までも印象に刻んで、ひとつのレポートに仕上げていくという仕事は性に合っていた。締め切りまで徹夜で全力投球しても、「入稿」してしまえば仕事は終わる。本を書き上げた後は数日「脱け殻」のようになってボーッとしていることもあった。

ところが、政治家の仕事には終わりはない。目の前に投げ出されてくる問題のひとつひとつを見れば、小さな問題なら「解決」「解消」に至る場合もある。だが、学校教育や医療、年金など「制度」に関わる問題は、そう簡単に「解決」に至ることはない。それでも、国会で論戦を行い、また市民やNGO、労働組合などの人たちの現場で報告をすることで、少しづづ「潮流」が変わるということは起きる。

安倍内閣での「教育基本法」「教育3法」「教育改革国民会議」と復古主義的な動きは、参議院選挙で停まり、安倍辞任で完全に失速した。しかし、今年の前半まではまだまだ強い流れだったのだ。沖縄「集団自決」をめぐる検定介入など、文部科学省の安倍官邸へのすり寄りの結果だった。こうした復古主義の流れが強烈な時に、他の誰がいなくともしっかり批判をして対決するという役割を今年の国会では担ったと思う。(詳しくは『ザ・質問4』をぜひ読んで下さい)

政治家にとって、最大にして最強の武器は「言葉」である。時代に言葉を刻み、その意味と意義を多くの人に知らしめて、「希望」を再編成するのが仕事である。
「政治家の言葉」と言えば、「テレビショッピング」よりも信頼出来ないものとされている。「朝令暮改」「有言不実行」など朝飯前で、何もかにもが信じられなくなってきている。

だからこそ、「言葉」に全重心をかけて、時代を向けて投げ抜いていくことが私の役割だ考えいる。できるならば、来年も「政治の深層」をえぐる視点を読者の皆さんと共に作り上げたい。

昔から私には夢があった。それは、テレビ局を持ちたいという夢である。映像技術の進歩とインターネットの普及によって、『どこどこチャンネル』を創設することも、協力スタッフさえ集まれば不可能ではなくなった。公共事業チェック議員の会で視察した「八ッ場ダム」「圏央道」などは、文章よりも短いVTRをはさんで伝えるのがいいかもしれない。来年は、『どこどこ日記』を運営しつつアルタナティブなメディアに発展させる基礎を築いていきたい。

現在の日本では、政治家のこうした「国政報告」は、ほとんど票にならないと言われている。私は、時代はやがて変わるという確信がある。大手メディアが衰退し、政治状況が混濁すれば、やがて客観的にも「政治的な情報ステーション」が必要な状況が生まれてくる。どうか、来年もよろしく!
 
[PR]
by wayakucha | 2007-12-31 19:33 | 保坂展人