阿修羅掲示板の投稿の中でこれはと思ったものを転載します。


by wayakucha

カテゴリ:北京五輪ボイコット( 16 )

米ユダヤ系有力者、北京五輪のボイコットを呼びかけ 2008.5.1 10:52
http://www.asyura2.com/08/wara2/msg/355.html
投稿者 ヤハウエハのタタリ、祟りじゃ~!! 日時 2008 年 5 月 01 日 16:22:39: DO6P.hRyTTh86


米ユダヤ系有力者、北京五輪のボイコットを呼びかけ 2008.5.1 10:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080501/amr0805011054007-n1.htm

 【ワシントン=山本秀也】全米ユダヤ人会議(AJC)のリチャード・ゴードン会長ら在米のユダヤ系有力者185人は4月30日、北京五輪のボイコットを世界のユダヤ人に呼びかける宣言を発表した。中国政府のチベット弾圧や、イラン、シリアなどとの緊密な関係を理由に「ユダヤ人はこうした政権のごまかしに手を貸すべきではない」と訴えており、中国には痛手となる。

 「中国の五輪は戒律にそぐわない」と題した宣言は、「ホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念日」にあたる同日を選び公表された。ユダヤ系組織「デービッド・ワイマン・ホロコースト研究所」(ワシントン)が取りまとめにあたった。

 宣言は、ナチス体制下のドイツで開かれたベルリン五輪(1936年)が、「ユダヤ人への迫害から世界の目をそらす役割を果たした」と指摘。その上で、これと同様に、中国が五輪を利用して「内外での人権抑圧への注意をそらそうとしている」と非難した。

 具体的には、中国政府に関して、(1)ダルフール地方での住民虐殺問題を抱えるスーダン政府を支援(2)チベットでの抑圧(3)自国民の権利侵害(4)イラン、シリアへのミサイル供給(5)パレスチナのイスラム原理主義組織「ハマス」との友好関係-を挙げ、「世界のユダヤ人に北京五輪への参加中止を求める」と訴えた。

 全米ユダヤ人会議は、ローゼンブラット副会長らが4月28日に中国の周文重駐米大使と会談し、チベット、ダルフール問題などへの懸念を伝えていた。また、ワシントンのホロコースト記念博物館では、ベルリン五輪に関する特別展が4月下旬に始まるなど、在米ユダヤ人社会では、北京五輪に批判的な空気が強まっていた。

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(個人的意見)

 旧約聖書の預言によると、イスラエルは未来の時間の最後にエルサレムを異邦人に追われ、ハルメギドの丘で中国の軍隊の襲来で悲しい運命をたどることになっています。その時がこの世の最後の終わりのときです。この事をよく知っているアメリカ全米ユダヤ人会議のローゼンブラット副会長が上の問題を提起したことはとても意味があります。イスラエルはロシアと中国との戦争に十分戦略的に対処を講じていますが、それでも、悲しいかな、彼らは聖書によると、敗れ去るのです。

 そもそもアメリカのニクソン政権の時に、アメリカはソ連封じ込みのために中国共産党と手を結んで、中国人にアメリカの経済圏の中に引き入れて科学技術と資金を投入し、中国の近代化を図ってきた。この中にある意図が隠されていた。

 アメリカとの国交復興は日本ではヘンリーキッシンジャーによって行われた。彼はユダヤ人である。アメリカの外交政策は国際金融資本のロスチャイルドの影響下にある。
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by wayakucha | 2008-05-03 10:37 | 北京五輪ボイコット
世界最低の国、日本【アリ@freetibetさんの日記】・・帰り道、僕らは泣いた。
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/200.html
投稿者 tk 日時 2008 年 4 月 27 日 21:20:09: fNs.vR2niMp1.


http://mixi.jp/view_diary.pl?id=787996903&owner_id=2071143&comment_count=115

世界最低の国、日本
2008年04月27日00:39

聖火リレー、行ってきました。
まず皆さんにお願い。
この日記を転載、リンクして頂いてかまいません。
動画3つまでしか載せれないため、
動画ありと書かれたものは僕のメインページの動画にあります。

4/26日を振り返ります。

早朝、善光寺へ向かった。
Mちん、Tさん、F君、Yちゃんと5人で。

町には何台もの大型バスが乗り入れ、中国人が降りてくる。
僕らがそれぞれ旗を作り、プラカードを作り、前日からカラオケボックスで寝ていたのに対し、
彼らは中国大使館から支給された巨大な旗と、チャーターバスで堂々登場した。

善光寺参拝が終わり、街中へ。
とりあえず聖火リレー出発地点へ向かった。
ここで日本とは思えない景色を目にした。

出発地点に、中国の旗を持った人は入場できるが、チベットの旗を持った人は入れない。
警察の言い分。
「危険だから」
じゃあ、何で中国人はいいんだ?
「......ご協力お願いします。」

は?
それやらせじゃん。
中国国旗しかない沿道って、警察が作ってるんじゃん。

その時の抗議の様子

この後TBSの取材が来た。
チベットサポーターの1人が、
「日中記者交換協定があるから映せないのか?」とアナウンサーに聞いた。
アナウンサーは「は?勝手に叫んでれば?」
と吐き捨てて消えた。

街中に行くとどこに行ってもFREETIBETと叫んでいる。
そこに中国人が押し寄せ、罵声を浴びせてくる。

交差点で中国人と僕らが入り乱れた。
突然Mちゃんが顔面を殴られた。
僕は殴った中国人のババアを捕まえて、目の前の警察に言った。
「こいつ殴ったぞ!!」
警察は何もしなかった。

ババアが俺の手を噛んだ。手から血が出た。
警察と目が合った。
警察は何もしなかった。

ババアが僕の顔面を殴ってきた。
周りのチベットーサポーターが、
「おい、警察、現行犯だろ、捕まえろよ!!!!」
と言ったのに、
警察は何もしなかった。

これが抗議活動中じゃなかったら、普通にブチ切れて乱闘になってる。
でも非暴力を貫く為、ひたすら耐えた。

Mちゃんが1日かけて一生懸命書いたプラカードを、
中国人が叩き落とした。
拾おうとするMちゃん。踏みつける中国人。
「おい、てめー何やってんだよ!」と制止に入った。
2mくらいの距離に警察がいたが、何もしなかった。

街中いたるところで抗議合戦。
救急車が来たり大騒ぎ。
僕らはひたすら抗議活動をした。
(動画あり)

雨が降ってきた。
それでも誰も抗議を辞めなかった。
中国人がかたまってる交差点を、
Tさんと旗を振りながら渡った。
沿道の中国人は蹴りを入れてくる。
とても沿道に入れず、車道を歩いていた。
警察が来て言った。
「早く沿道に入りなさい!!」
は?今入ったらボコられるじゃん。
なんで日本人の安全を守ってくれないの?
「じゃあ、あいつらに蹴りいれるの辞めさせろよ!!」と僕は叫んだ。
警察は「ご協力お願いします」と言った。

雨の中、聖火リレーのゴール地点へ向かった。
何故か中国人とチベットサポーターに分けられた。
警察は、「後で聖火の方に誘導するから。」と言った。
嘘だった。
ゴールの公園の外の何も無いスペースにチベットサポーターは閉じ込められた。
聖火なんか、どこにもなかった。
目の前には警察が何十人も取り囲んでいた。
こんな場所じゃ、声すら届かない。
数百人のチベットサポーターは、泣きながら警察に向かって叫ぶだけだった。
国境無き記者団もこちら側に来させられていた。
代表がマスコミのインタビューに答えていた。
(裏から撮影した動画あり)

聖火リレーがいつ終わったのかも分からないまま、
土砂降りの中僕らは叫び続けた。
この声を、伝えることすら出来ないのかと思ったら涙が溢れてきた。
MちゃんもF君も泣いていた。
こんなのってあんまりだ。
せめて伝えて欲しいだけなのに。
この叫びを聞いていたのは目の前に並んだ警察だけだった。

チベット人の代表が弾圧の現状を訴えた。
涙が止まらなかった。
内モンゴルの代表が弾圧の現状を訴えた。
涙がとまらなかった。

伝えたい。ただ伝えたいだけなのに、国家権力によって封殺された。
悔しい。悔しい。

日本は最低な国だ。
平和だ、人権だと騒ぐ割には、
中国の圧力に負けて平気でこういう事をする。
警察を使って。

帰りに携帯でニュースを見た。
「聖火リレーは無事終了。沿道は大歓迎ムード。」
「聖火リレーで日本人5人逮捕。中国人留学生に怪我。」

僕は愕然とした。
この国のマスコミは終わったと感じた。

あの怒号は、
僕らが受けた痛みは、
彼らの悲痛な叫びは、
どこに反映されたのだろう。

警察によって意図的に中国人のみの沿道を作り、
そこをマスコミは撮影し、
中国人の暴力を黙認して、日本人を逮捕する。
これが日本のやることか?
ここは本当に日本なのか?
中国の旗を持たないと歩けない沿道って何なんだ?

この国は最低な国です。
チベット人は泣きながらありがとうと言っていたけれど、
僕は彼らに謝りたかった。
初めて日本人であることを恥じた。

帰り道、僕らは泣いた。

これが真実です。
僕は日本政府は中国以下だと思った。
弾圧にNOを言えずに、言いなりになって彼らの叫びを封殺したこの国は、もう民主主義国家ではない。

4/26日長野。
そこには言論の自由はなかった。
歩行の自由すらなかった。
中国人を除いて。

追記:どなた様も、転載の許可必要ありません。
報告だけしていただけると、反応が見れて嬉しいのでお願いします。
動画が消えたりするるみたいですが、また報告していただけたら何度でも載せなおします。
マスコミの嘘つき。大嫌い。
FREE TIBET!!
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by wayakucha | 2008-04-27 21:26 | 北京五輪ボイコット
「仏教者の弾圧を憂慮」 善光寺の寺務総長【中国新聞】・・「チベットで無差別な殺人が行われた」から??
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/167.html
投稿者 tk 日時 2008 年 4 月 18 日 23:48:05: fNs.vR2niMp1.

(回答先: 善光寺が聖火リレー辞退 長野市に伝達、出発点変更へ【中日新聞】 投稿者 tk 日時 2008 年 4 月 18 日 22:51:05)


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200804180369.html

「仏教者の弾圧を憂慮」 善光寺の寺務総長 '08/4/18


 「チベットで無差別な殺人が行われた。チベットの仏教者が立ち上がり、それに対する弾圧が行われ、憂慮していた」。北京五輪の聖火リレー出発地辞退を長野市に伝えた善光寺の若麻績信昭寺務総長は十八日、市役所で会見し、チベット暴動をめぐる仏教者への弾圧が大きな理由であることを明らかにした。

 会見には法衣姿の僧侶四人が並んだ。善光寺には、聖火リレーについて一日百件を超える電話があり、境内を出発式に使用することに抗議する内容の電話も多かったという。

 一方、ルートの変更を余儀なくされた市実行委員会の篠原邦彦事務局長は「すぐに上司に報告する」と青ざめていた。
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by wayakucha | 2008-04-19 21:17 | 北京五輪ボイコット
米女優ミア・ファローさん、聖火リレーに合わせ香港で講演 = AFP
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/169.html
投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 4 月 19 日 16:28:47: mY9T/8MdR98ug




http://www.afpbb.com/article/politics/2380284/2848600

【4月19日 AFP】米国の女優ミア・ファロー(Mia Farrow)さんが、北京五輪の聖火リレーに合わせて香港入りし、ダルフール(Darfur)問題などについて講演することが分かった。香港外国人記者クラブ(The Foreign Correspondents' Club of Hong Kong)が18日明らかにした。
 これによるとファローさんは5月2日に外国人記者クラブで「ダルフールと五輪」という題名のスピーチを行う。外国人記者クラブは「女優で人権活動家のミア・ファロー氏は、五輪開催という機会を利用してダルフール紛争の解決にむけてスーダン政府に影響力を行使するよう中国に訴える」としている。ファローさんが抗議活動に参加するかは不明。

 ミア・ファローさんはダルフール紛争の終結を目指す精力的な活動家として知られている。中国は、スーダンにとって最大の投資国で、スーダンが輸出する原油の3分の2を輸入している。

 香港の聖火リレーは中国国内最初のリレーとなる。メディアに対して開かれており抗議活動にも寛容な香港には、この機会をとらえて幅広い問題で中国政府を批判しようとするグループが集まるとみられている。(c)AFP
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by wayakucha | 2008-04-19 17:19 | 北京五輪ボイコット
「全体主義国家がオリンピックを開催すると、10年前後で崩壊する」中国は、 2018年前後には消滅?
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/159.html
投稿者 TORA 日時 2008 年 4 月 16 日 15:21:18: GZSz.C7aK2zXo


株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu166.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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「全体主義国家がオリンピックを開催すると、10年前後で崩壊する」
2008年に北京オリンピックを開催する中国は、 2018年前後には消滅

2008年4月16日 水曜日

◆「全体主義国家は五輪開催後10年前後で崩壊する」 伊勢 雅臣
http://www.melma.com/backnumber_108241_4064477/

「全体主義国家がオリンピックを開催すると、10年前後で崩壊する」という「法則」があるという。

1936年にベルリン・オリンピックを開催したナチス・ドイツは1945年に第2次大戦の敗北により消滅した。1980年にモスクワ・オリンピックを開催したソ連は1991年に崩壊している。この「法則」が正しいなら、今年2008年に北京オリンピックを開催する中華人民共和国は、 2018年前後には消滅するだろう、、、。

これはあながち政治的ジョークとばかり言いきれない。全体主義国家とは、国内を警察力や洗脳教育・思想統制で締め付けて統治している国のことだが、オリンピックを開けるほどに国民が豊かになると、国民は自由を欲して政府の統制への不満が高まる。

一方、国際社会においては警戒を招き、緊張が強まる。こうした内外の圧力が昂じて、全体主義国家が崩壊する。そんな法則があっても、おかしくない。

ウィーン生まれの経済学者フリードリッヒ・フォン・ハイエクは、ナチスと相容れずにロンドンに逃れ、第2次大戦の最中に『隷従への道』を出版して、社会主義、国家社会主義(ナチス)を含めた全体主義への警鐘を鳴らした人物である。

当時の英国内では社会主義的思潮が根強く、またソ連は同盟国であったので、社会主義をナチスと同一視するハイエクの主 張は強い反発を引き起こした。

戦後、イギリスは社会主義政権のもとで長期的な経済停滞に陥るが、そこからハイエクの唱える自由主義思想の方向に転換して、祖国を救い出したのがマーガレット・サッチャーだった。そして同じく自由主義を信奉する米国レーガン大統領と力を合わせて、ソ連を崩壊させた。

ハイエクの思想は、全体主義国家の本質を解明したものであり、それは現代における最大の全体主義国家・中国の本質を理解する上でも参考になる。今回は渡部昇一氏の『自由をいかに 守るか ハイエクを読み直す』[1]をテキストとして考えてみたい。

(中略)

■5.「社会主義的市場経済」!?■

無理な経済統制を続けて崩壊したのがソ連であったが、計画経済を捨てて、中国は「社会主義市場経済」という「独創的」な活路を見いだした。果たして自由市場経済と社会主義的統制が両立しうるのか?

ここで、自由主義とは、「交通ルールを設定して、個々の車の行き先はそれぞれに自由にさせる」こと、というハイエクの比喩に戻って考えてみよう。

ここでの交通ルールとは万人に共通に適用されるべきものであり、独裁者が恣意的に適用して良いものではない。「速度制限60キロ」と言うルールに対しては、一般国民も共産党員も等しく従う、というのが大前提である。

しかし、独裁体制において、スピード違反を取り締まるべき警察も、また違反者を処罰する裁判所も、党幹部が統制しているとしたら、どうなるか。

党幹部は速度制限など気にせずに、好きなだけスピードを出すことができる。一方、一般国民は速度制限を守らなければ、逮捕され処罰される。そこには公正な競争はあり得ない。

党幹部が経営する企業が、好きなだけ銀行から融資を得て、不良債権の山を築く。最低賃金など無視して労働者を酷使する。環境規制など無視して公害を撒き散らす。これは強者のみが自由に振る舞える弱肉強食のジャングル社会である。

自由市場経済とは、自由競争の前提として公正な法の支配を基盤とするものであり、独裁政権下で強者が何でもやり放題のジャングル経済とは本質的に異なるものである。

■6.「絶対的権力は絶対的に腐敗する」■

そんな腐敗は一部の現象であって、独裁政権でも公正な法の支配・適用が行われて、自由市場経済が成り立つ、と考える人もいるだろう。

これに対する反論として、「絶対的権力は絶対的に腐敗する」という19世紀英国の自由主義思想家アクトン卿の言葉がある。ソ連や中国の共産党幹部の「労働貴族」ぶりを見てみれば、この法則の正しさは歴史的に実証されていると言える。

全体主義社会が必然的に腐敗するのは、政府が国家目的を決め、「目的は手段を正当化する」という論理から、好き勝手ができるからである。「人民を幸福にする」という目的のためには、「金持ちから財産を奪ったり、対抗勢力を武力で打倒する」という手段も正当化される。

自由主義社会における法律や道徳の基盤は、どのような高尚な目的のためでも、「やってはいけない事はやってはいけない」と手段の善悪を問う所にある。貧乏人に小判を配ろうと金持ちの家に泥棒に入るネズミ小僧は、法治社会では犯罪者である。

「目的は手段を正当化する」という考え方は、個人の倫理観、道徳感情を麻痺させる。その結果、ナチスがユダヤ人を抹殺しようとしたり、ソ連で収容所列島が作られたり、中国で知識階級を追放したり、という人権無視の暴走政策が取られるようになる。

その一方で、国民一人ひとりが持つ宗教心や道徳心は政府の批判につながりかねないので、徹底的に弾圧する。ソ連ではキリスト教が、中国では儒教が弾圧された。

「何が正しいか」を決めるのは政府であって、各個人はそれに従うだけである。逆に言えば、政府がすることはすべて正しいことになる。だから全体主義国家は必然的に腐敗する。

■7.国民の不満を封じるためのメディア・コントロール■

こうした腐敗により、平等を目指していたはずの全体主義国家では、かえって貧富の差が激しくなる。ソ連においても、「上位人口の11~12%が、国民全体の所得の約50%を得ている」という推定があった。これは当時の米国の上位10%が国民所得の約35%を得ていた状況よりもひどい。

中国における貧富格差も同様にすさまじい。1998年の時点で上位10%の人口が総収入の38・4%を占めていた(何清漣『中国現代化の落とし穴』草思社)という。

10億円クラスの超高級住宅に住み、1億円以上もする超高級車を乗り回す大富豪がいるかと思うと、年収百ドル以下の農民が9千万人もいる。

我々は皆が貧乏であれば我慢できるが、自分が貧しいのに豊かな人がいると、妬みの情を抱く。まして共産党幹部が特権を使って金持ちになったのであれば、なおさらである。

「政府への不満を誘発しかねないことは、すべて、国民の目から遠ざけられるだろう」とハイエクは言ったが、これを渡部昇一氏は次のように解説している。

全体主義というのは、思想やイデオロギーの闘争だけで なく、事実そのものをねじ曲げなければならない体制だと いうことです。

したがって、知識を伝える学校教育、新聞や映画などのメディアは、人々が統制する側を信頼するように仕向けるためにだけ使われるようになり、疑いや躊躇を生む可能性のある情報は発表されないようにコントロールされるとハイエクはいいます。

中国が最新の情報技術を用いた史上最大級のメディア・コントロール体制を敷いていることは、先に紹介した。

■8.史上最大・最強の全体主義国家■

学校教育やマスコミ報道を通じて、全体主義政府は「国有思想」を国民に吹き込む。それは理想追求、あるいは敵への憎しみ、という熱烈な感情を国民に植え付け、それによって国民の不満をそらしながら、特定の方向に動員するのである。理想追求としては、ナチスの「アーリア人種による世界支配」、ソ連の「国際共産化」、中国の「大中華民族の再興」がある。

敵への憎しみを煽るという面では、ナチスのユダヤ人排斥、ソ連の西側資本主義との対決、そして昨今の中国では「反日」を利用している。

こうして全体主義国家では、善悪も真実も理想も、そして憎しみさえもが政府のコントロールされる。国民はそれに盲目的 に従うロボットになるしかない。まさに「隷従への道」である。

自由主義国家においては、国民一人ひとりが何を善悪と考えるかという「良心の自由」、何が真実かを追究する「学問の自由」「報道の自由」を持ち、自分の頭で考え、法の枠内で自分の良心と欲求に従って行動する。

そういう生き方を理想とするのが自由主義であり、国民をロボットとして隷従させる全体主義とは、この点で本質的に対立する。

現代の中国は、ナチスやソ連に比べても、人口規模、軍事力、経済力、政治外交力、メディア・コントロール技術の各面においてはるかに強力である、と言える。

この史上最大・最強の全体主義政府が、国内の農民階級を抑 圧し、チベットやウィグルなどの異民族を武力支配し、台湾を武力で脅かしている。しかも、そのような国がわが国に 隣接しているのである。


(私のコメント)
北京オリンピックの聖火リレーに対する抗議行動に対して、中国国内の愛国心による反発が大きくなっている。情報が管理された中国では、国民は世界で何が起きているのか正確には知らない。インターネットも中国では自由にアクセスできないから、管理された情報しか分からない。

経済的には自由主義経済を取り入れながら、政治的には政府の一党独裁体制を維持している事は、経済的な格差を生み一方は超高層マンションに住み高級外車を乗り回しているのに、一方は年収100ドル以下の農民が9000万人もいる。まさに共産主義の悪いところと資本主義の悪いところを集めたような国家が中国だ。

中国は共産党幹部にとっては天国であり、銀行からは自由に金が借りられて許認可も自由に決められるから、すぐに大金持ちになれる。外国の資本家と手を組んで事業を起こせば、自身は何もしなくても利益が転がり込んでくる。労働者はただ同然で働かせられるし、技術も資本も外国企業が持ってくるから何の努力も要らない。

はたしてこのような国家が長続きするわけがないのであり、それを防ぐ為に愛国教育を行なって反日運動を煽れば国民の不満は日本に向けられる。江沢民もそうだったし、韓国のノムヒョン大統領もそうだった。しかし日本への憎悪は国民が気がつけば中国政府に向けられるのは時間の問題だからいつまでも同じ手は使えない。

独裁国家が平和の祭典であるオリンピックを開くのは非常に危険な賭けであり、ソ連はそれで失敗した。中国もいずれ失敗であったと気がつく時が来るだろう。聖火リレーの妨害行為はその先駆けになるのですが、北京オリンピックは本当に開けるのだろうか?

武装警察などで管理されたオリンピックは開けるかもしれないが、鬱積した国民の不満は燻り続けていつか爆発するだろう。経済が好調なうちは何とか持つだろうが、一つ躓けば国民の不満が爆発する。経済は自由でも思想は不自由では経済発展にも限界があり、自立的な発展が阻害されてしまう。

中国で世界的なブランド企業がないように、せいぜいIBMのパソコン会社を買収してブランドを作らなければならない。日本のソニーやトヨタのような自立的なブランド企業が育たない。管理された国家では自由な発想を生かすことが出来ず政府が何でも決めなければならない。何が正しいかは政府が決める事であり、国民は政府が決めた事に従うだけだ。

このような国家では公正な報道もなされるはずもなく、政府が決めた方針で報道がなされる。教育も報道も国家がすべて決めるのであり、宗教的価値観も共産主義国家では排除される。宗教も排除されれば倫理道徳も国家が管理して、目的が正しければ手段は正当化されて、人権もなくて国家に逆らうものは不当なものとして弾圧される。

近代国家は法の支配が徹底しないと成り立ちませんが、独裁国家は司法も立法も行政に付随しているから法の支配が成り立たない。法律が適用されるかされないかが権力者しだいというのでは法律の意味がない。権力者が法律の適用を受けないと言うのは独裁国家の特色ですが、経済が発展してもそれは近代国家とはいえない。

かつての中国は国民すべてが貧しく人民服を着て自転車に乗っていた。その意味では平等意識は徹底していたのですが、今では貧富の格差が酷くて政府の腐敗も酷くなった。共産党の幹部達は資産を海外に移して子弟たちを海外に留学させて、いつでも海外に逃げられるようにしている。だから中国人留学生はなかなか本国には戻らず留学先に定住してしまう。

国家の柱となるべきエリートが国外に逃げてしまうような国が発展するはずがないのですが、中国人は馬鹿だからそれが分からない。エリート留学生が本国に戻らなければ科学技術の発展もなく、最先端技術はスパイしなければ得られなくなる。ところが法の意識がないから知的財産権の意識もない。ハリウッド映画は封切りされると翌日には海賊版DVDが格安で売りに出されている。

中国という独裁国家は近代国家ではないが、軍事力や経済力や外交力は強力であり日本はそれに飲み込まれようとしている。日本は軍事力も外交力もアメリカに丸投げして、政治家達は利権争いに終始している。中国も利権を餌に政治家達を取り込んでプロパガンダ戦争を仕掛けている。外国人参政権や人権擁護法案という形で日本国内の中国人と連携して日本を乗っ取ろうと言うのだろう。

中国人には法の意識がないから不法滞在が罪であると言う意識がない。留学生や観光という目的で来日してそのままいついてしまう。今では在日外国人が150万人以上いますが韓国人を上回って中国人が一番多くなっていると思われる。3年前は韓国人は46万人で中国人が34万人だった。東京でも韓国語よりも中国語を耳にすることが断然多い。

いずれは日本は中国に併呑されて中国の一部になってしまうかもしれない。もし中国が崩壊でもしたら以前のようにボートピープルがやってくるからだ。


◆日本の人口、年々減少 在日中国人は34万超 「人民網日本語版」 2006年11月2日
http://j.peopledaily.com.cn/2006/11/02/jp20061102_64553.html

日本の総務省は10月31日、人口調査集計結果を公表した。日本の人口はここ数年減少傾向にある。昨年10月1日の時点で、日本の総人口は1億2776万7994人、前年比2万2千人減少した。今年10月1日時点では、さらに05年比1万8千人減少している。

日本の人口のうち65歳以上の高齢者は20.1%を占め、日本が人口調査を開始した1920年来最高となった。15歳未満のこどもは総人口の13.7%を占め、こちらは1920年以来最低。

このほか、昨年10月末現在、日本に居住する外国人数は155万人を上回り、戦後最高記録を更新した。外国人は日本の総人口の1.2%を占め、内訳は韓国人および朝鮮人46万6637人、中国人34万6877人、ブラジル人21万4094人、フィリピン人12万3747人。(編集KM)
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by wayakucha | 2008-04-18 23:27 | 北京五輪ボイコット
北京五輪チベット騒動の深層(田中宇の国際ニュース解説)
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/162.html
投稿者 近藤勇 日時 2008 年 4 月 17 日 19:36:20: 4YWyPg6pohsqI


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★北京五輪チベット騒動の深層
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 3月25日にギリシャで点火された北京オリンピックの聖火が、欧州から北
米、アジアへと、世界各地でイベントを開催しながら中国に近づいているが、
聖火が行く先々で、チベットの独立や自治拡大を求める国際市民運動の参加者
らが、チベットの旗を振りながら中国を糾弾する叫び声を挙げ、欧米を中心と
した世界のマスコミが、これを大々的に報じている。

 運動団体の戦術は、なかなか巧妙だ。たとえば抗議行動に参加する活動家た
ちは、あらかじめ衣服や顔に赤いインクをかけてから、聖火リレーに接近し、
チベットの旗を振り、叫び出す。警官隊の制止を受けて活動家たちが引き倒さ
れ、近くにいるテレビ局のカメラがそれを大写しにする。活動家たちの顔や衣
服は血だらけだ・・・と見る人はどきりとするが、実はあらかじめ活動家自身
が体にかけておいた赤いインクである。活動家は、テレビを見る人に、中国政
府がチベット人を弾圧して血だらけにしているような印象を与えることができる。

 似たような印象の同種の市民運動は近年、戦術の巧妙さに磨きをかけつつ、
各方面で起きている。反グローバリゼーションの運動、環境保護運動、反捕鯨
運動、ウクライナやグルジアなどでの反ロシア的な民主化運動などが、やり方
や、米英マスコミとの結託の強さの点で、類似性が感じられる。ウクライナと
グルジアの反ロシア民主化運動では、米当局が裏で運動の技能を伝授していた
ことがわかっている。チベットの反中国運動も、冷戦の一部に組み込まれ、歴
史的に米英当局の影響下にあった。
http://tanakanews.com/e1130ukraine.htm

 今年8月に北京オリンピックが閉幕するまで、反中国的な国際的示威行動が
続き、大々的な報道も続くと予測される。中国の辺境地域では、チベット人の
運動に触発され、チベットと並んで独立心が強い新疆ウイグル自治区の町ホー
タン(和田)でも、3月23日にウイグル人(イスラム教徒)による「東トル
キスタン独立」の要求運動が行われた。黒いブルカ(顔を含む全身をおおう女
性用ベール)をかぶった数百人が、独立要求のプラカードを掲げ、中心街の市
場の周辺をデモした。
http://www.mcclatchydc.com/world/story/33659.html

 欧米日の先進国では、すでに中国のイメージはかなり悪化した。中国共産党
は結党以来、プロパガンダやイメージ戦略を磨く努力を続けているが、その分
野では米英の方がうまい。中国政府は音を上げ、欧米のイメージ宣伝会社(広
告代理店)に頼ることを模索していると報じられた。
http://www.ft.com/cms/s/0/78ca2216-01d1-11dd-a323-000077b07658.html

(欧米の国際的なイメージ宣伝会社の多くは米英諜報機関系なので、中国政府
が頼んだら、逆にイメージを下落させる戦略を展開しかねない。中国政府は、
飛んで火に入る夏の虫だ。報道は事実でないかもしれない)

 欧米各国の政府は、急拡大する中国との経済関係を重視し、北京五輪に対す
る正面切ったボイコットは避けている。しかし象徴的な抗議行動として、五輪
開会式への首脳の参加を取り止める傾向をしだいに強め、フランスのサルコジ
大統領が欠席すると言い出し、イギリスのブラウン首相は開会式に出ない代わ
りに閉会式に出ることにした。米国債を中国に買い続けてもらう必要があるア
メリカのブッシュ大統領は、今のところ開会式への参加意志を変えていないが、
米民主党はブッシュに欠席を求めている。
http://www.taipeitimes.com/News/front/archives/2008/04/09/2003408819

▼多様性が荒々しく残る中国

 歴史的伝統として、中国西方のチベット人やウイグル人はインドや中央アジ
アの文明からの影響を受けている。中国東方の漢民族とは文明的な資質が異な
る。チベット、ウイグル、モンゴルなど、中国の辺境地域の諸民族の中には
「いつか中国から独立してやる」と考えている人がけっこういる。日本人旅行
者に「中国から独立したら、日本は支援してくれるか」「日本を含む中国の周
辺民族が団結し、中国(漢民族)の横暴に対抗しよう」などと言う人もいる。
私自身、何度か中国を旅行し、その手の発言を聞いた。北朝鮮に接する延辺自
治州の朝鮮族の中には、韓国・北朝鮮・延辺を統合する大朝鮮の建国を語る人
もいた。

 しかし同時に中国人は、国民の9割を占める漢族(漢民族)の間でも、他の
地域の人々のことをぼろくそに言う人がかなりいる。上海出身と北京出身は互
いにライバル視するし、北方と南方でも資質が大きく異なり、互いの嫌悪感が
ある。この延長に、歴史的に優勢(傲慢)な多数派の漢族と、劣勢で搾取され
る辺境の少数民族の間の敵対感情がある。

 日本にも、関西人と関東人の対抗心などがあるが、地域対抗心は、日本より
中国の方がはるかに強い。私の感覚としては、中国の地域ごとの対抗心は、
EU各国人の間の対抗心の強さに近い。日本では、地域の多様性がかなり弱い
が、中国では多様性が生々しく、荒々しく残っている。

 日本人は江戸幕府250年、明治維新後150年の計400年間の中央集権
の政治体制を経験し、国内各地の人々の特性・発想の均一化が非常に進んでい
る。日本人の中で、多数派の日本民族とは異なる民族性が残るのは、明治維新
まで「日中両属」の琉球王国として半分別の国だった沖縄だけだ。北海道のア
イヌ民族に対する同化は、高度経済成長期までにかなり進み、今ではアイヌの
民族性は、観光と市民運動によって何とか保持されているだけだ。チベットの
ダライラマは「中国はチベットで文化的虐殺をやっている」と述べたが、日本
では少数民族に対する同化(文化的虐殺)はすでにほぼ完了し、昔そのような
ことがあったことも知らない日本人がほとんどだ。

 中国では、辺境の少数諸民族は、文化的な資質が多数派の漢族と異なってい
ても、経済面では、中央の漢族地域に依存する傾向が強い。特に、漢族地域の
沿岸部を中心に高度経済成長が続くこの20年間は、沿岸部の経済成長をおこ
ぼれをもらう形で、辺境が発展してきた。中国政府は、経済成長で豊かになっ
た国家財政の中から重点的に辺境地域への開発費を出し、内地からチベットへ
の鉄道など、辺境地域の経済インフラ整備を行い、辺境の人々の生活水準を向
上させることで、辺境の諸民族の不満を緩和させてきた。チベット族など辺境
の諸民族は、漢族への反感はありつつも、中国政府に懐柔される傾向だった。

▼ダライラマは北京五輪を支持

 チベット族の社会では、宗教指導者であるダライラマが非常に強い権威を持
っている。ダライラマは、北京オリンピックに賛同を表明し、インドに拠点を
置く亡命チベット政府は、国際聖火リレーに対する抗議行動をやめるよう、活
動家たちに求める声明を出している。
http://www.nytimes.com/2008/04/11/world/asia/11dalai.html

 ダライラマはここ数年、中国との敵対を避ける傾向を強め、以前はチベット
の独立を訴えていたが、最近では「チベットは中国からの経済支援が必要だ」
と述べ、独立ではなく本質的な自治の実現を目標にしていた。ダライラマは、
2001年までは2年に一度ずつ、同じく中国からの独立傾向を持つ台湾を訪
問していたが、中国政府を刺激したくないと考えて、その後は訪問しなくなっ
た。最近では「台湾を重視しているが、もう台湾を訪問することはない」「台
湾は中国と統合した方が良いだろう」と表明した。
http://wiredispatch.com/news/?id=94698

「チベットには、中国からの経済支援が必要だ」と言っているダライラマが、
今回のチベット騒乱を計画するはずがない。ダライラマは騒乱を抑制しようと
努力している。亡命チベット人の国際的な運動組織の中には、ダライラマの意
に逆らって、チベット独立を目指して中国と徹底的に戦うべきだと考えている
人々がおり、彼らが運動を組織したのだろう。しかし彼らにはダライラマのよ
うな権威はなく、したがって動員力も低い。
http://www.mcclatchydc.com/world/story/31699.html
http://news.xinhuanet.com/english/2008-04/16/content_7984784.htm

 そう考えると、やはり今回の騒乱は、もともと反中国的なチベット人の国際
組織作りを手伝ってきた「人権外交」を推進しようとする米英の諜報機関が、
組織内の過激派を扇動し、米英マスコミにも大々的報道をさせて拡大した動き
と考えられる。運動参加者の多くは、このような裏側に気づいていない。中国
の台頭を恐れて中国嫌いになっている日本人の多くも「欧米より中国が悪いに
決まっている」と思いたいだろう。しかし人々は、国際政治を頭に入れて、冷
静に考え直した方が良い。
http://www.atimes.com/atimes/China/JC26Ad02.html

 暴動というものは、何らかのきっかけがないと起きない。オリンピック前の
重要な時期にチベット人を怒らせたくない中国政府は、チベット人をできるだ
け懐柔し、暴動が起きないようにしていたはずだ。中国政府でもダライラマで
もない何者かが、暴動を誘発したと考えられる。ダライラマ以外の亡命チベッ
ト組織の人々には、大した力はない。とすれば、最大の容疑者は、歴史的に亡
命チベット組織を支援誘導してきた米英の諜報機関ということになる。
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=8625

▼運動に胡散臭さを感じる人々

 フィナンシャルタイムスのコラムニスト(Christopher Caldwell)は「(欧
米には)北京オリンピックをボイコットするという目的が先にあり、どうやっ
たらボイコットできるかという手段が模索されてきた。中国が(石油利権を持
っている)スーダンのダルフル地方の虐殺に関与したとか、人権侵害をしてい
るミャンマー軍事政権を中国が支援しているとか、いろいろな理由が動員され
たが、今一つだった。そして今、ようやくチベット問題という格好のテーマが
見つかったというコンセンサスが(欧米内で)作られている。こうした行為は
悪いことだ。欧米は、開会式のボイコットもすべきでない。中国の面子を潰し
てはならない」と書いている。
http://www.ft.com/cms/s/0/987dc1ac-fcfa-11dc-961e-000077b07658.html

 欧米の市民運動系の分析者の中には、今回のチベット系の国際的反中国運動
に胡散臭さを感じ、運動に参加しない方が良いという意志を発表する人が出て
きた。パレスチナ問題に詳しい分析者は、チベットは独立する権利があるとし
ながらも、アメリカが敵視する中国が弾圧しているチベットの運動は大々的に
喧伝され、アメリカが強く支持するイスラエルが弾圧しているパレスチナの運
動は無視される現状を批判的に書いている。
http://bellaciao.org/en/spip.php?article16813

 チベット騒乱は、欧米の扇動によって起こっている可能性が高い。ダライラ
マは、むしろ止めに回っている。それなのに中国政府は「騒乱はダライラマ一
派が画策した」と、ダライラマばかりを非難し続けている。中国政府が、こん
な頓珍漢を言い続ける裏には、おそらく「中国の国民に反欧米の感情を抱かせ
たくない」という思惑がある。中国政府が「米英の諜報機関が、チベット騒乱
を扇動した」と発表したら、中国の世論はすぐに欧米を敵視する傾向を強め、
反欧米のナショナリズムの嵐が吹き荒れる。これは、中国と欧米との協調関係
を崩し、敵対関係に変えかねない。
http://www.nytimes.com/2008/03/31/world/asia/31tibet.html

 そもそも中国が北京オリンピックを成功させたい最大の目的は、欧米から好
まれ、尊重される大国になることである。欧米は中国を尊重し、中国人は欧米
を尊重する、という状態にすることが中国政府の目標だ。欧米が陰湿な画策に
よってオリンピックを潰し、中国人はそれを知って欧米敵視のナショナリズム
にとりつかれるという展開は、中国政府が最も避けたいことである。

▼マスコミが軽信されるとハイパー独裁に

 3月14日にチベットの中心都市ラサで始まった暴動では、チベット族が漢
族の商店を焼き討ちして店内にいた住民が焼死したり、チベット族がよってた
かって通りすがりの漢族を殴ったりした。これらの光景は、中央テレビなど中
国のマスコミで繰り返し報じられ、中国人(漢族)の多くは「チベット族は、
勤勉な漢族をねたんで暴動を起こした」と考え、中国当局がチベット人を弾圧
することに賛成している。

 これは911テロ事件後、アメリカ人の多くが「アラブのイスラム教徒は、
自由と民主主義を成功させて発展するアメリカをねたんでテロを起こしたんだ」
と考え、ブッシュ政権がアフガン侵攻やイラク侵攻を実行することに賛成した
のと同じ構図だ。

 中国のマスコミが「チベット族がラサの漢族を殴り、焼き殺した」と繰り返
し報道したのは世論を誘導するためであるが、同様にアメリカ(欧米)のマス
コミは911後、アルカイダやサダム・フセインがいかに悪者かを誇張して報
道し、誇張や歪曲は今も続いている。日本のマスコミは、アメリカの報道を鵜
呑みにして翻訳している。

 中国人の多くは、自国のマスコミがプロパガンダだと思いつつも影響されて
いるが、欧米人や日本人の多くは、自国のマスコミが真実を報じていると勘違
いしており、事態は欧米日の方が深刻だ(ブッシュ政権のおかげで、最近は報
道に疑念を持つ人がやや増えたが)。

 国民にうまいことプロパガンダを信じさせた上で行われている民主主義体制
は、独裁体制より効率の良い「ハイパー独裁体制」(ハイパーは「高次元」の
意)である。独裁国の国民は、いやいやながら政府に従っているが、ハイパー
独裁国の国民は、自発的に政府に協力する。その結果「世界民主化」の結果で
あるアメリカのイラク占領に象徴されるように、独裁より悪い結果を生む。

▼民主化や人権、環境問題で後進国を蹴落とす

 チベットでの騒動に対し、欧米のマスコミや政治家が中国を非難するので、
中国では、欧米に対する敵意や嫌悪感を表明する人が増えている。
http://www.iht.com/articles/2008/04/08/opinion/edbowring.php

 中国人の多くは、歴史観として、1840年のアヘン戦争でイギリスなど欧
州列強が中国(清朝)を打ち負かして以来、欧米や日本は、中国の弱みにつけ
込んで侵略や国家分断を挙行し、チベットやモンゴルや台湾の分離独立を煽り、
民主主義や人権を口実に中国を非難し、中国の安定や成長を阻害して、中国が
大国になることを防ぐ策略をやり続けてきたと考えている。
http://www.nationalpost.com/news/story.html?id=447955

 欧米や日本の人々は、中国人が共産党政権下の歴史教育で洗脳されていると
思っている。だが、実際のところ、先に強い先進国になった欧米が、後進の中
国やイスラム諸国などに対し、民主主義や人権、環境などの問題で非難を行い、
あわよくば経済制裁や政権転覆をして、後進国の安定や経済成長を阻害し、大
国化を防ぎ、欧米中心の世界体制を守ってきたのは事実である。日本も戦前は、
欧米に対抗して大国になる努力を行った挙げ句、第二次大戦を仕掛けられて潰
された(だから日本政府は欧米の謀略の怖さを肝に銘じ、戦後は対米従属から
一歩も出たくない)。

 先に強くなった国が、後から強くなろうとする国に対し、いろいろ理屈をつ
けて蹴落とそうとするのは、弱肉強食の国際政治としては、自然な行為である。
先に強くなった国は、国内政治手法も先に洗練でき、露骨な独裁制を早く卒業
し、巧妙なハイパー独裁制へとバージョンアップできる。その後は、露骨な独
裁制しかできない後進国を「人権侵害」の名目で経済制裁し、後進国の追随を
阻止できる。最近では「地球温暖化」を理由とした経済活動の制限という、後
進国妨害戦略の新たな手法も編み出されている。

 このような国際政治の裏側を考えると、欧米がチベットでの人権侵害に関し
て中国政府を非難することに対し、中国人が「また欧米が攻撃を仕掛けてきた」
と敵意を持つのは当然だ。
http://www.iht.com/articles/2008/04/15/opinion/edwu.php

▼もはや中国を制裁できない欧米

 中国では1989年の天安門事件で欧米に経済制裁された教訓から、指導者
だったトウ小平は「欧米に挑発されても反撃せず、頭を低くして耐えろ。欧米
の謀略に引っかけられずにうまく経済成長を遂げ、欧米をしのぐ世界的大国に
なってから、反撃を考えればよい」という方針(24字箴言)を国是とした。
これ以来、中国政府は、マスコミ報道などのプロパガンダ政策を通じて、自国
民が欧米敵視の感情を募らせないように努めてきた。
http://news.epochtimes.com/b5/7/5/26/n1722891.htm

 しかし20年近くたった今、中国は世界の中で、特に経済面において、急速
に強い国になっている。EUの通商担当代表であるピーター・マンデルソン
(イギリス人)は4月15日、チベット問題で中国が欧米と対立するのは非常
にまずいと述べた。英米などで住宅バブルが崩壊して景気が急速に悪化し、先
進国で消費増が見込めない中で、欧米や日本の国際的企業は、依然として10%
以上の高度経済成長を維持する中国市場への依存を強めている。
http://www.forbes.com/markets/feeds/afx/2008/04/15/afx4890351.html

 アメリカの電機・金融大手のGE(ゼネラル・エレクトリック)は先日、大
幅減益を発表した直後、業績を挽回するため、中国市場への大規模な進出を行
っていくと発表した。中国の株価はこのところ下落しており、GEは、安値感
が出た中国企業の株式を買収し、中国の重電やインフラ整備事業の分野に参入
するという。
http://www.ft.com/cms/s/0/d3c94a62-0b12-11dd-8ccf-0000779fd2ac.html

 不況に突入したアメリカでは、株価の下落を防ごうと、米政府が中国政府と
話し合い、中国の個人投資家がアメリカの株を買える新たな制度を最近導入した。
http://www.atimes.com/atimes/China_Business/JD10Cb01.html

 すでに欧米や日本の経済にとって、中国は必要不可欠な存在になっている。
もはや欧米日は、中国を経済制裁できる状況にない。中国を経済制裁すれば、
欧米日の企業業績は悪化し、株価は下がり、失業が増えて国民生活も悪くなる。

▼中国を怒らせて非米化する

 政治的には、チベット問題によって中国と欧米の関係が悪化することは、中
国をロシアやイランなどの「非米同盟」の側に近づける。従来の中国は、欧米
中心の世界体制の維持に協力し、日本のように、アジア勢ながら欧米中心の世
界体制の中で主要国の一つとしてみなされることを目標にしてきた。

 しかし、世界ではこの数年間で、過激戦略の(意図的な)失敗の結果として
のアメリカの影響力低下、欧米中心体制の弱体化と、ロシアや産油国など非米
同盟の台頭が重なって、覇権の多極化が進行中だ。中国にとって欧米は、以前
のような怖い存在ではなくなりつつある。

 そんな中で起きているチベット騒乱と五輪妨害を機に、中国は、トウ小平の
24字箴言の国是を静かに捨てていく可能性がある。敵意を持って接してくる
欧米に対し、以前のような忍耐で臨むのではなく、むしろ欧米中心の世界体制
を潰したいロシアやイランなどに協力する傾向を少しずつ強めることが考えら
れる。すでにロシアなど上海協力機構の参加国は「中国がチベット騒乱に厳し
い姿勢を採るのは当然なので支持する」と表明している。
http://news.xinhuanet.com/english/2008-03/18/content_7810160.htm

 私は以前から、ブッシュ政権は「隠れ多極主義」だと見てきた。チベットの
騒乱が、アメリカの諜報機関に扇動されたものだとしたら、そこにはブッシュ
政権も関与していると考えられるが、その目的は、欧米と対決したがらない中
国を、欧米との対決を辞さない姿勢に転換させ、中露を結束させて、世界を多
極化することなのかもしれない。

 米英諜報機関がチベット人の運動を支援してきたのは、もともと親英的な
「英米中心主義」「中国包囲網」「冷戦体制維持」の戦略のためだったが、ブ
ッシュ政権は、英米中心主義者のふりをして諜報のメカニズムを乗っ取り、そ
れを米英中心体制を潰して世界を多極化するために使っている。米英イスラエ
ル間はここ数年、スパイ大作戦的な諜報の暗闘の中にある。

 上海では4月16日、イラン核問題の国際交渉が初めて中国で開催された。
中国政府は、重要な合意が達成されたと発表した。合意の内容はまだ発表され
ていないものの、中国政府は、これまで欧米が脅しによって成功できなかった
イランの核廃棄を、非米同盟的な協調外交によって成功させることができるか
もしれない。そのことと、チベット騒動の五輪問題で中国が欧米を見限るかも
しれないという動きとが、同時に起きている。これは、世界の多極化という観
点から見ると、非常に興味深い。
http://news.xinhuanet.com/english/2008-04/16/content_7991599.htm


この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/080417tibet.htm


★音声訳
http://www.voice-news.net/
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by wayakucha | 2008-04-18 23:22 | 北京五輪ボイコット
善光寺が聖火リレー辞退 長野市に伝達、出発点変更へ【中日新聞】
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/166.html
投稿者 tk 日時 2008 年 4 月 18 日 22:51:05: fNs.vR2niMp1.


http://www.chunichi.co.jp/article/feature/olympic/general/list/200804/CK2008041802004672.html?ref=rank

善光寺が聖火リレー辞退 長野市に伝達、出発点変更へ

2008年4月18日

 長野市で26日に実施される北京五輪聖火リレーで、出発式を行う予定だった善光寺は18日午前、市に式典会場の辞退を申し出た。市は善光寺側の意向を受け入れる。聖火リレーまで1週間に押し迫った段階で、ルートを変更する事態となった。

 善光寺の若麻績(わかおみ)信昭寺務総長ら4人が市役所を訪れ、聖火リレー市実行委員会の篠原邦彦事務局長と面談、寺側の意向を伝えた。

 1998年の長野五輪でも寺の鐘を合図に開幕した市の象徴的存在の善光寺が外れることになり、篠原事務局長は「残念、衝撃である」と述べた。

 若麻績寺務総長は会見で、辞退の理由を、国宝の本堂や重要文化財の3門の保護のほか、境内の規制で参拝者に迷惑をかけたくないとする意向を説明した。チベット問題での宗教者に対する弾圧への憂慮も挙げた。

 中国政府によるチベット暴動鎮圧が表面化した3月以降、善光寺には、「同じ仏教のチベット民族のことを考えるべきだ」などと批判の声が相次いでいた。

 17日には役員の住職10数人が集まって対応を協議し、境内を出発点とすることに異論の声が上がっていた。

 実行委は、既に複数のコース代替案の検討を始めている。公募を含め80人のランナーがつなぐ計画は継続する考えで、篠原事務局長は「できるだけ早く決定したい」と語った。

 出発式は、善光寺本堂と3門の間に会場を設け、点火式や小学生のマーチングバンドを行う予定だった。

 市はこれまで善光寺に対し、警備強化のため、26日朝の出発式の時間帯に一般参拝客の立ち入りを規制し、迂回(うかい)路を設けるよう要請していた。

 聖火リレーについては、ロンドンやパリで妨害や激しい抗議行動が相次ぎ、各国でルートの変更や短縮が相次いでいる。
◆JOC会長「大きな影響ない」

 長野市で26日に行われる北京五輪の聖火リレーで、善光寺が出発地の辞退を申し出たことに関し、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は18日、「善光寺の方の考えがあり、致し方ない。ただ、(聖火リレー実行委では)他の場所も検討していたようで、イベント全体として大きな影響は受けないのではないか」との見方を示した。
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by wayakucha | 2008-04-18 23:14 | 北京五輪ボイコット
イギリス首相官邸の報道官 ・・・ ブラウン首相が元の計画を変えたのではない 【中国国際放送局】
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/137.html
投稿者 hou 日時 2008 年 4 月 12 日 01:32:51: HWYlsG4gs5FRk


http://japanese.cri.cn/151/2008/04/11/1@115775.htm

ブラジルなど、五輪ボイコットに反対


2008-04-11 14:41:40 cri

 一部の国の政府と政府要人はこのほど、北京オリンピックのボイコットとオリンピックの政治化に反対する意見を表明しました。

 ブラジルのポール・ワンヌチ人権特別事務官は9日、ブラジルで開かれた『人権宣言』発表60周年を記念するイベントで、「オリンピックは全世界のスポーツイベントであることから、ブラジルは、ボイコットはしない。オリンピックは平和を提唱しており、世界各国が対話を通じて紛争を解決することに役立つ」と挨拶しました。

 ニュージーランドのヘレン・クラーク首相は中国に対する訪問を終えた後、「ニュージーランドは北京オリンピックをボイコットしない。ニュージーランドの人々は、自国のオリンピック代表選手に大きな期待を寄せている」と語りました。

 また、イギリス首相官邸の報道官は9日、「ブラウン首相はオリンピックのボイコットをしないと明言しているブラウン首相は北京オリンピックの開幕式には参加しないが、閉幕式には出席する。これは、ブラウン首相が元の計画を変えたのではなく、元々から開幕式への出席を計画していないからだ」と述べました。

 なお、ドイツとハンガリーの政府要人も、北京オリンピックのボイコットに反対するとの考えを示しました。(翻訳:洋)
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by wayakucha | 2008-04-12 17:35 | 北京五輪ボイコット
中国政府、聖火のチベット通過決行譲らず = AFP
http://www.asyura2.com/07/asia10/msg/726.html
投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 4 月 06 日 22:16:52: mY9T/8MdR98ug


http://www.afpbb.com/article/politics/2374560/2797803

【4月6日 AFP】中国政府のチベット自治区最高幹部は、世界の人権活動家らの要求を退け、北京五輪聖火のチベット通過を予定通り決行すると発言した。
 張慶黎(Zhang Qingli)中国共産党委員会チベット自治区書記は、中国政府が聖火リレーのルート変更を求める声に耳を貸す気配はないと地元指導者たちに断言した。

 チベット自治区政府のウェブサイトには6日、チベットは6月19日から20日にかけて聖火リレーを通過させ、北京五輪の成功に貢献する決意だとする張氏の談話が掲載された。張氏はまた、5月の聖火のエベレスト(Mount Everest)通過にも貢献したいと述べた。

 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世は同日、亡命先のインド・ダラムサラ(Dharamshala)で声明を発表し、チベットや周辺各省における抗議は、チベット暴動に関する中国政府の「プロパガンダ」を反証するものであり、国際社会は情勢をもはや無視できないと述べた。

 声明の中でダライ・ラマはチベットで発生した暴動とそれに対する中国政府の弾圧に対する国際的な独立調査も再度求めた。またダライ・ラマが暴動を扇動したという中国側の非難を再度、否定した。(c)AFP/Charles Whelan
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by wayakucha | 2008-04-06 22:33 | 北京五輪ボイコット
聖火リレー、妨害次々 ロンドン騒然(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/08/kokusai2/msg/295.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 4 月 06 日 21:38:31: KbIx4LOvH6Ccw


ウェブ魚拓:http://s04.megalodon.jp/2008-0406-2109-50/www.asahi.com/international/update/0406/TKY200804060131.html
(http://www.asahi.com/international/update/0406/TKY200804060131.html)

聖火リレー、妨害次々 ロンドン騒然 
2008年04月06日21時26分

 【ロンドン=土佐茂生、村上研志、尾形聡彦】季節はずれの雪が舞うロンドンで6日、北京五輪に向けた聖火リレーが行われた。12年の次の夏季五輪開催地だが、祝福ムードはほとんどなく、開始直後から、リレーを阻もうと沿道から次々と飛び出す人たちをかわし続けながら走る異様な展開となった。


(写真省略)
ロンドン中心部で6日、中国へ抗議するチベット支援団体のプラカードに囲まれた聖火リレーの走者=AP

(写真省略)
ロンドンの聖火リレーで、警察官に取り押さえられる抗議者=AP

 聖火は午前10時半に西部ウェンブリー・スタジアムをスタートしたが、抗議はその直後から。チベットの旗を掲げた3人と警官隊がもみ合う騒ぎを皮切りに、抗議者たちは聖火を消そうとしたり奪おうとしたり。消火器を持ち出す人もいた。

 ランナーには中国からの10人余りの警備要員と英国の警官数十人が伴走する物々しさで、断続的に現れる抗議者を阻みながらのリレーはさながら障害物レースとなった。スタートから3時間余りで、10人以上が身柄を拘束された。

 大英博物館前やトラファルガー広場を聖火が通過すると、待ちかまえていた「フリー・チベット!」と叫ぶ抗議デモ隊の怒号やブーイングがわき起こる一方、別の場所では、中国学生らの聖火歓迎デモもあり、騒然としたイベントに。

 リレー参加者は金メダリストや児童、著名人ら約80人。中華街やトラファルガー広場などを通る約50キロのコースにロンドン警視庁は約2千人を配置して警備にあたった。

 警視庁によると、在英や欧州のチベット人や人権団体など少なくとも6団体が抗議デモを計画。リレーには傅瑩駐英中国大使も参加したが、抗議の的になるのを恐れ公表されず、ルートも変更された模様だ。

 次期開催国という立場から、ブラウン首相も首相官邸前で聖火ランナーを出迎えた。しかし野党や人権団体からは「世界に誤ったメッセージを送る」と批判の声があがった。

 聖火リレーは7日、やはり抗議行動が予想されるもう一つの「危険地帯」パリに舞台を移して続けられる。

 ■ダライ・ラマ「妨害行為するべきではない」

 【ニューデリー=高野弦】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は6日、在外チベット人らによる北京五輪の妨害活動が相次いでいることについて、「すべてのチベット人は、オリンピックを妨害する行為はするべきではない」との声明を発表した。
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by wayakucha | 2008-04-06 21:41 | 北京五輪ボイコット